北海道の葬儀のご紹介

「相互扶助の精神」に富んだ北海道の葬儀

北海道では「相互扶助の精神」が強く、葬儀に関しても近隣の方たちが中心となって準備を進めます。通常は町内会長が葬儀委員長を務め、お通夜の炊き出しや会計なども町内会で担当してくれます。委員長は遺族に代わって故人の略歴などを語り、喪主は告別式当日に挨拶をします。

お通夜が終了すると、祭壇を背に喪主を中心として親族全員の集合写真を撮ります。その後、四十九日を終えたら、故人の写真と共に装丁をして親族に配るという「しきたり」です。地域の方々も含め、多数の参列者が訪れるため、通夜・告別式は自宅ではなく、公民館や専用の斎場で行うことがほとんどです。

このように、地域との密接な結びつきが感じられる北海道の葬儀ですが、近年は都市部を中心に葬祭業者の手順に合わせるケースも増えています。また函館では、通夜や告別式よりも先に火葬を行う場合もありますので、会葬される方は十分な注意が必要です。

葬儀を北海道で行わる際のその地方のしきたり

北海道では、本州とは違う独特のしきたり事情があります。現実的な感じもしますが、始めて見られる方にとってはびっくりな内容です。北海道では、葬儀の受付で香典を出すと、目の前で封が解かれ、中身を確認します。始めて見る方にとっては嫌な気分を持たれる方もおられますが、しかしこれも理由があります。

中身を確認し、本人にその値を伝えた後、名前が記入された領収書が発行されます。とても現実的です。但し書きは「香典代として」と書かれます。葬儀専用の領収書も売られるぐらい、ここでは常識となっています。会葬御礼の品物も、クオカードや図書カードなどの商品券を用いることからも、合理的な道民性と言われる特徴が見られます。

そして道南などの一部の地域は通夜の前に火葬を行います。その後続いて通夜、翌日に葬儀、告別式を執り行います。関東でも見られる光景ですが、この地方では事前に火葬が行われます。

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